長時間労働対策(5)

長時間労働対策について解説しています。前回、長時間労働対策の手始めとして、勤怠管理の徹底など、基本的な事項を説明しました。そのあたりの基本的なことは実施しているよ!という方のため、少し発展的な内容についてもお伝えします。

 

 

長時間労働を削減するには、①人を増やすか、②仕事を減らすか、③業務効率を高めるか、この3つしかありません。

「人を増やす」というのはこのご時世非常に難しい問題ですね。そもそも人が集まらない、多額のコストをかけてもすぐ辞められてしまう。こういった声が非常に多いところです。

 

解決策の一つとして、ワークシェアリングのように、時短勤務を認め、一部の人に大きな負担がかからないようにする方法があります。育児や介護でフルタイムが難しい方が増えていますので、そういった方へアプローチするわけです。

この方法の良い点は、女性、障害者、高齢者、外国人など、採用対象を広げられるという点です。これまで採用の対象として考えていなかった人を思い切って含めてみると、一気に採用のハードルが下がると思います。

 

 

少しコンサルっぽいですが、インターネットを使って、できる限りコストをかけない採用というのも、議題に上がるところです。

「仕事を減らす」と「業務効率化」は似ていますが、業界によっては、単純に、仕事を減らすことも可能です。

大手レストランチェーンや、コンビニエンスストアなどが、24時間営業をやめると発表しているのが最たる例です。飲食に限らず、主にサービス業においては、売上や人件費などに照らして、思い切って営業時間を短くするということも非常に効果的です。

 

「業務効率化」といえば、とにかく機械に任せられるものは全て自動化する、というのが、現在のトレンドです。最近だと、自動会計ソフトや請求書作成サービスなどが流行っていま す。やはり導入に手間やコストはかかるのですが、一度、構築してしまえば、文句を言わず無限に働いてくれるのが機械のよいところです。

 

ぜひ、自社の業務(特にバックオフィス)のうち、外注や自動化できるものがないか、洗い出してみてください。

次回に続きます。

グルメ弁護士のつぶやき

最近ダイエットしているので、家では湯豆腐ばかり食べています。意外と飽きなくて自分でも驚いているのですが(笑)、少し味を変えるために、色々ポン酢を試しています。さっぱり柑橘系ですと、やはり、旭ポン酢やひろたのポン酢(オーソドックスなもの)がうまい。味しっかり系ですと、鎌田醤油のだしぽん醤油は濃縮されたうまみがたまりません。

今のところのベストは、鎌田醤油の「ゆずポン酢」とミツカン「味ぽん」ブレンドでした。ぜひ皆さんもお試しください!(醤油派の方はすみません!)(平成29年11月13日発行 文責:石崎)