離婚問題の基礎(19)~コロナ離婚について~

新型コロナウイルスと緊急事態宣言の影響によって、日常生活にも様々な変化が起きています。

 

なかでも、テレワークにより夫が在宅勤務になり家にいる時間が増えたにもかかわらず育児や家事をしてくれないということや、収入減による経済的理由などからくる夫婦喧嘩などを原因とする、コロナをきっかけにした離婚、いわゆる「コロナ離婚」という言葉が世間で聞かれるようになりました。

 

普段であれば我慢できるところも、現在、外出自粛のため家庭以外でのストレスの逃げ場がなく、家庭内でストレスを爆発させてしまうようです。

 

ただ、お互いに離婚に合意をしたとしても、子供がいれば親権者や養育費を決めなければなりませんし、財産があればどのようにわけるか財産分与についても決めなければなりません。

 

また、調停や裁判にまで発展した場合、DVや虐待までいってしまえば話は別ですが、家事育児への非協力や経済的なことだけを理由として裁判所が離婚を認めることもまずありません。

 

離婚して全て解決というわけにはいきませんので、一時の感情だけで決断するのはお勧めできません。

 

まずはお互いに冷静に話し合って、理解と協力を呼びかけ、解決策を探るのが最善だと思いますが、それでも解決しない時には弁護士にご相談ください。

 

日々の雑感

自宅にいるからというわけではないですが、興味があったので、「ZOZOMAT」を試してみました。「ZOZOMAT」はZOZOTOWNで配布している専用の台紙に足を乗せて、専用のアプリで計測すると、自分の足のサイズや相性のいい靴等を知ることができるというものです。

計測した結果、私の足と99%相性がいい靴は、NewBalanceのM996というシリーズの26.0cmであることが判明しました。。。

実はこれ、すでに持っている靴でした!

もう3年くらい履いていますが、これが99%の相性かと改めて履くたびに妙な感慨にふけるようになりました。

(令和2年5月11日 文責:下田)