第131号 たった一人が何百もの商標出願!?(3)

国全体の1割の商標出願を一人の男性が行うといった事件」と、その対応というお話しをしております。

前回は、実際に使いたい、登録したいという商標が、先行する大量の商標出願とかちあってしまったときの対応として、①諦める、②被らないように商標を調整、変更する、③法的手続で不当だと主張する、という手段について、お話しました。
今回は、④相手方と交渉する、という方法についてお話しします。「交渉」ということなので、いくらいくら払いますので、出願を取り下げてください、といった申出を行うのですね。
これが、スピード感を考えれば、一番早いのではないかと考えられます。

ただ、こちらが下手に出ているだけでは、相手のペースとなり、増長させてしまいます。なので、「交渉」といっても、「不当な商標出願であり、法的な手続を検討している。ただ、正式な手続であれば、時間もコストもかかるので、今ならいくらいくらぐらいで手を打つから、これでどうだ。」といった感じで、あくまで法的な手続を背景にした交渉を行うことが肝になります。

他の事件でも共通することなのですが、「弁護士関与の交渉」では、法的な手続になったときに、どちらが有利なのか、どれぐらいの費用と時間がかかるのか、これらを踏まえて、交渉の場面ではどこまで強気にでるのか、どこまで譲歩を行うのかというのが、ベースになります。

この辺りが、弁護士を就けて又は弁護士に相談した上での相談と異なるところです。要は、裁判までいったらどうなるか、というのを前倒しにして落とし所を探っていくのですね。こうすれば、現に裁判までやった場合と比べると、裁判の費用や時間を双方節約できますので、妥協点も見つけやすいです。

「交渉」というのは、裁判と違って定型ではなく、特有の難しさもありますが、スピード感、経済的な合理性といった点からは、非常にメリットの多い手法です。なにかトラブルがあれば、「まずは弁護士関与の交渉を」、というのを思いだしてもらえればと思います。

とにかく明るい弁護士の近況

最近、「整体」に、夢中になっています。軽くマッサージ受けたいなという気軽な気持ちでいったのですが、今は、週1回予約をきっちり入れて通っています。周りからは、「それプラシーボやで。」と冷やかされているのですが、やっぱり姿勢も良くなって、寝つきも良いのですよね。睡眠の質も格段に上がった気がします。今は、腰と首の調整をしているのですが、それが終わったら、次はボディーバランスコースにしようかなどと考えています。是非興味のある方は、連絡いただければ、紹介カードお渡しできますよ!平成28年1128日第131号(文責:山村暢彦)