第124号 従業員の問題行為(1)

たまにご相談があるのが、「従業員が問題行為を起こした」というものです。
従業員が犯罪やトラブルを起こした場合、会社としてどのような対応を採るのか、かなり悩ましい問題があります。
今号から、シリーズで解説していきます。

従業員がトラブルを起こした場合、まず最も重要なのはヒアリングです。本人から連絡があったのであれば本人から話を聞けますが、知人や家族から知らせを受ける場合もあります。その場合は、可能な限り速やかに本人と話す機会を設けるべきでしょう。ヒアリングの際は、電話であっても、相手、日付、内容を議事録や報告書などの形で残しておくようにしてください。その際には、何か決めつけたり、無理やり話させたりせず、あくまで事実を聞き取るという形で進めなければなりません。

概要を掴めたら、その後の対応を練りますが、そこでよくあるのは、すぐに懲戒処分や解雇をしてしまうというものです。これは、従業員と会社との関係でも問題が生じることもありますので、避けてください。次号以降で解説しますが、私生活上のトラブルの場合、懲戒などはなかなか認められません。
告書などの形で残しておくようにしてください。その際には、何か決めつけたり、無理やり話させたりせず、あくまで事実を聞き取るという形で進めなければなりません。

トラブルの内容を把握した後の対応については、社風によっても変わります。本当にちょっとした私生活上のトラブルであれば、通常通り勤務をさせておくというのも一つです。他方、社内トラブルや、逮捕されたといった場合には、一時的に自宅待機(ないし欠勤扱い)を命じておくというのが無難です。なお、イレギュラーなケースですが、刑事事件になった上で、実名で大々的に報道され、本人も認めているといったケースの場合には、それ自体が会社の体面を損なったとして、何らかの処分をするという方法もあり得ます。刑事事件になった場合、就業規則上、休職制度がある会社もありますので、御社の就業規則も確認してみてください。
来週から、トラブル別で個別に解説していきます。

グルメ弁護士のつぶやき

やけに台風が来ますね。台風のせいで、倒木が投網に引っかかったり、海水温が高いままといった理由で、鮭が全く取れないそうです。鮭が取れないと、私の好きなイクラも取れない。。。これは由々しき事態です!話は変わりますが、先日、行きつけのお店に行った帰りに、飲み足りず、綱島駅前のイタリアンに行きました。開店何周年記念ということで、お店特製のカクテル(ジントニックみたいなシンプルなもの)が、なんと一杯5円!結構飲みましたが、ムール貝のワイン蒸しとピザ一枚を頼んで、2000円強でした(笑)一番の問題は、私が、綱島に詳しくないこと、そして、かなり酔っていたことから、店の場所を憶えていないということです・・。ぐるなびで調べてみます(笑)
平成28年9月20日発行 (文責:石崎)