第122号 債権回収の下準備(4)~回収計画書の作り方

「回収計画を作ったほうがいいのは分かった。じゃあどうやっ て作ったらいいんだ?」
実際にはこのような要望はありませんでしたが、皆様の心の叫 びに応え(?)、今回は回収計画書の作成方法を説明します。
決まった形式はありませんが、一般的には次のような情報が一元的に整理されていることが大切です。

① 債権の内容 回収する債権の具 体的な内容を記載 します 種類・債権額・債権発生日・履行期 継続的取引の場合は、債権の種類+与信限度額+特定 の時点の債権額、支払い条件
② 証拠書類 証拠となる書類を 記載します 金銭消費貸借契約書・売買契約書・注文書・請求書
③ 債権の保全状況 担保や保証の内容 を記載します 譲渡担保や抵当等の担保権の内容だけでなく、 担保提供義務や相殺可能な債務の内容など
④ 債務者の財産 資産調査で判明し た財産を記載 債務者の不動産、動産、債権、有価証券等の種類別に 財産目録を作成。評価額もあるとベスト

全ての取引相手に対して作成するのは面倒なので、一定の与信額(≒未決済の取引金額の限 度額)を超えた取引相手のみ作成すればよいでしょう。

ただ実際に作成しようとすると、「債務者の財産をどう調査したらいいのか」という問題に 直面します。次回は資産調査のお話をする予定です。

 週末のおでかけ日記

週末は、来年初めに発行予定の書籍の執筆作業に追われていて、正直それほど遊びに行くこ とができていないのですが、先週土曜は、久しぶりに研修時代の恩師と一緒に野毛で飲み歩く ことができました。
やきとりの「若竹  弐」という店に行ったのですが、ここの「うずら  半熟」がすごいんです!!
うずらの卵なんですけど、噛むとプチっていう音がして、中から半熟でトロットロの黄身が出てくるのです。これは、久しぶりのヒット作でしたよ。 平成28年9月5日第122号 (文責:杉浦)