第111号 「白い恋人と面白い恋人」 ~似てる商標?!~

前回まで、商標は、登録しておかないといけない権利で、最近では「音の商標」なんてものもあるんだよ、というお話しでした。
今回は、実際に商標が問題となったケースを紹介したいと思います。登録されている商標をそのまま使用するというケースは、ほとんどないので、問題となるのは微妙に違うけれども似ているというもので、「商標が似ているのかどうか(=商標の類否)」という点が争点に
なるケースが多いです。
タイトルにもあるように、「白い恋人と面白い恋人」の事件、聞いたことのある方も多いと思います。では、実際に問題となった商標をみてみましょう。
左が、北海道で定番の「白い恋人」、右が、吉本の販売した「面白い恋人」です。
どうでしょうか。なんとなく、雰囲気とか似ていると言えば、似ているけれども、、、
「白い恋人」と「面白い恋人」と名前が違うし、イラストも「雪山」と「大阪城」で違うし、
「北海道銘菓」と「大阪新名物」というところも違う。

商標の問題としては、「ある商品と、顧客が間違って買うほど、似ているかどうか」が問題となるので、「面白い恋人」については、裁判が進んでいれば、商標上は、「似ていない」という判断がなされたのではないかと考えられます。
実際には、裁判の途中で和解がなされて、下記のような画像で、「面白い恋人」が販売されることになりました。
「あんま変わってへんやん!!」 と思わなくもないですが、
リボン風のイラストがなくなったり、周囲を囲っていた枠がなくなったりしていて、雰囲気感も違うように見えてきましたね。
とはいっても、「白い恋人」の影響や話題性を使っているのに、その辺りは問題にならないのと疑問に思う方もいると思いますので、次回は、その辺りを少し詳しくお話しできればと思います。

とにかく明るい弁護士の近況

最近、めっきり暑くなってきて、もう夏ですね!夏といえば、ビール!ビールといえば、肉ですね!(飛躍してる気もしますが。)事務所の近くで、1500円でステーキ食べ放題というのがやっていたので、杉浦弁護士とともに挑戦してきました!私が、675グラム。杉浦弁護士が、525グラム。合計で1キロ超!この元気で夏を乗り切ります! 平成28年6月13日発行 111号(文責:山村 暢彦)