第78号 採用活動と内定のルールとは?(4)

採用内定についての解説をしています。内定取り消しも解雇とほぼ同様のルールのため、そう簡単にできないという話ですね。
内定取り消しが認められるケースを一般化すると、入社までに提示した条件(卒業や資格の取得など)が満たされなかった場合内定から採用までの間に、健康を害した場合、重大な経歴詐称があった場合、犯罪を犯した場合などに限られます。トラブル防止のためにも、内定取り消し事由は、内定通知にしっかりと書いておく必要があります。よく問題になるケースとして、内定後に、会社の業績が悪化した場合というのがありますが、これは、内定者に責任を負わせるべきものではありませんから、内定者だからといって簡単に認められるとは言えません。もちろん、内定者に限らず整理解雇(いわゆるリストラ)が認められるような状況ならば、他の従業員を解雇するのと同様、内定を取り消すことも可能です。
 逆に、業務への適性や能力、性格などは、内定時でも充分調査することができるものですので、内定後に、決定的な事情が発覚したり、改善の余地がほとんどないことが分かったなど、よほどの事情がなければ、内定取り消しは難しいと言えるでしょう。
 また、仮に内定取り消しが認められたとしても、その告知が遅れたり、誠実な説明がない場合は、会社側が不法行為責任を負う場合もありますので、注意しなければなりません。
 一方、正式な内定に先立って、「内々定」というものを出す会社もあると思います。これは、採用過程の終盤で、「よほどのことがない限りほぼ内定だよ」という意味で使うのが通常ですから、基本的には取り消す(正確には、「内定を出さない」)ことができると言っていいでしょう。ただ、内定と同様の意味で内々定を出す会社もありますし、会社があまり身勝手に内々定を取り消せば、不法行為になる可能性もあるので注意は必要です。

グルメ弁護士のつぶやき

蒸し暑いですね。アイスやシャーベットが美味しい季節になりました。私、スイカバーというアイスが好きなのですが、ご存知でしょうか?単にスイカ味のアイスなんですが、夏になると猛烈に食べたくなります。この前、スイカバーを探してコンビニ5件はしごしました。スイカの色に合わせて赤と黄色があるのですが、味は同じ(だと思います(笑))。ところが、調べてみると、「杏仁がけ」とかいうよくわからないのも出ているそうです!探さねば…。(文責:石崎)