第36号 特定商取引法の表示が漏れている!?

 コンシューマー(消費者)向けに、サービス・商品を販売しているWebサイトには、ほとんど必ず「特定商取引法に基づく表示」というページがあります。これが何のことか、皆さんわかっているでしょうか。
 特定商取引法は、事業者が、通信販売に関する広告(純粋な販売サイトであっても、必然的に広告としての役割を果たしてる以上、「広告」にあたります。)を行う際に、法が定めた11の項目について、表示することを義務付けています。ところが、色々なWebサイトを見てみると、いくつかの項目が、抜けていることがあります。
 実は、特定商取引法は、「表示用のページを設けること」までは、求めていません。Webサイトの中のどこかしらで、11項目が最終的に表示されていれば、よいのです。
 しかし、そのことを知らずに、「大手のサイトだから、このページに表示されていることを、自社に置き換えればよいか」と思って、そのまま流用していると、特定商取引法違反となりかねません。特定商取引法の表示ページは、専門知識を持った弁護士に、きちんとチェックしてもらうようにしましょう。

弁護士藤井の一言

 先日、富士山を登り、山頂で御来光を拝んできました。富士山は、世界遺産に登録されたこともあり、登山者が殺到していて、山頂までの登山道は大渋滞。みな、ヘッドライトをつけて夜の登山道を登るのですが、ヘッドライトの明かりが山頂まで途切れることなく続いていて、光の道になっていました。当然、山頂も人で一杯で、御来光は立ち見でした。登っておいてなんですが、普段登っている普通の山のほうが、のんびり景色を眺めることができるので、ずっと楽しいですね。(文責:藤井)