第34号 アベノミクス減税にはどんなものがあるの?(3)

引き続きこの4月以降に始まる事業年度から適用されることとなった減税措置についてのご説明です。これが最終回です。
今回は、商業等活性化税制です。
今期以降、設備投資をする予定がある場合には、この減税の適用を見越しつつ、設備投資をするのが良いかと思います。前回の生産等設備促進税制よりも、対象となる設備の範囲が広くなっています。
この減税措置は、新たに取得した器具備品(30万円以上のもの)や建物付属設備(60万円以上のもの)で要件を満たすものについては、通常の減価償却費を超える償却費の計上が可能な特別償却や、税額控除等のメリットを受けられるというものです。
これらが適用されるための重要な要件として、
① 青色申告をしている中小企業であること
② 商工会議所や認定を受けた税理士から経営に関する指導及び助言を受け、それを証する所定の書類を申告書に添付することがあります。
対象となる器具備品は例えばパソコンやコピー機、看板等で、建物付属設備はエアコン等です(車は対象外なので注意が必要です)。要件を満たす設備投資である場合には、30%の特別償却または取得価格の7%の税額控除(法人税額の20%が限度)が受けられます。30万円の備品を買い、税額控除を選択した場合、30万円が経費になるのとは別に、さらに税金が2万円あまり安くなるイメージです。
比較的使いやすい税制だと思いますので、ちょっとした備品を買うときにはご検討頂ければと思います。

弁護士川島の一言

最近、児童書を読むのがブームで、「はてしない物語」や「ハリーポッター」などを読んでいます。これらの物語の中では、「名前」というのがとても重視されています。名前は実体をよく表すからですね。日本でも、「名は体を表す」なんていいますよね。先日、友人がふいに私のことを「むさし君」と呼びました。友人の飼い犬の名前だそうです。私はペットだったのか。。。(文責:川島)