第16号 費用を払って作らせた側に著作権が無いって本当!?

最近、WEBサービスを手がける会社が増えています。そのためのサイトの立ちあげや、引き続きの管理は、基本的には、サイト制作会社に任せることになりますが、格安業者に任せたことで、トラブルになるケースが増えています。格安だけあって、サイトの内容的にも、更新作業も、イマイチだったりすることが多いのです。
そこで、今あるサイトのリニューアルを、別の業者に任せることを検討するわけですが、もし今あるサイトの著作権が、格安業者側にあると、リニューアルが、著作権侵害になってしまうのです。そして、格安業者側がサイトの著作権を持っている可能性が、実はあるのです!
著作権は、それを実際に作成したものが、まず初めに取得します。費用を払って作成させた発注者ではありません。
そのため、業者にサイトを作成させる場合は、そのテキスト・画像・HTMLデータ等の著作権を、発注者に「譲渡」する契約を結ばなければ、業者の下に著作権が残ったままになります。もし、契約書を結んでいなくても、契約時のやりとりや、費用の金額から、著作権を譲渡する(黙示的な)合意があったと評価することができます。しかし、格安サイトとなると、そのような合意はあったと評価するのは難しいでしょう(著作権の譲渡の対価にしては、費用が安すぎるので)。
著作権の譲渡は、契約書を結んで、きちんと合意しておきましょう。

弁護士藤井の一言

代表弁護士の大山が「遺伝子ダイエット」を始めたので、所属弁護士の私と石崎も、それに続くことになりました。
大山は、「脂質では太りにくいが、炭水化物では太りやすい。」という診断結果を受けて、カツ丼ではなく、トンカツ定食を食べるように心がけています(心なしか、スリムになったような気がします)。
もし私の診断結果が、「脂質でも炭水化物でも太りやすい」だったら、豚の生姜焼き定食を食べるように心がけるつもりです。(文責:藤井)