第8号 秘密保持契約と社内の秘密管理体制

質問

1.当社は、取引先から委託を受けて作業を行う際に、取引先から秘密保持契約を結ぶように求められることが多いです。
2.取引先の秘密情報に触れることが多いことから、秘密保持契約を結ぶことは仕方ないとは思いますが、違反した場合のペナルティーが心配です。
3.社内できちんとした秘密管理体制を構築することも難しいのですが、どうすれば良いですか。

回答

1. いくら会社間で秘密保持契約を結んでも、現場の社員が秘密保持の義務を知らなければ、秘密を雑に扱われ、秘密が漏れる可能性があります。
2. そこで、現場の社員に対し、秘密保持の義務があることを意識付ける必要があります。
3. そのためには、自社と社員との間でも、秘密保持契約を結べば良いのです。
4. これは、取引相手のためというよりも、社員が秘密を漏らすことで、自社が取引相手からペナルティーを受けないようにするためのものです。
5. 社員と秘密保持契約を結ぶことに抵抗があるならば、秘密保持の誓約書という形でも構いません。
6. 会社ではなく、個人の立場として、秘密保持契約を結んだり、誓約書を提出したりすれば、社員も、自分自身の義務として、秘密を絶対に守らねば、と強く意識してくれるはずです。