離婚問題の基礎(7)~財産分与の定め3~

前回は、「財産分与」にあたり、夫婦が不動産を持っていた場合について書きましたので、今回は実際によくある事例(質問)をご紹介します。

 

それは、「妻が離婚後も夫名義のマンションなどに住み続けることができるか、どのような点に留意すべきか」というものです。

 

まず、当該マンションが、①夫の個人の持ち物なのか、②夫婦の共有の財産なのか、によって話が変わってきます。

 

夫の個人の持ち物であれば、妻と夫との間で、マンションについて贈与を受けるか、賃貸借契約などの契約関係を結ぶ必要があります。当たり前のようですが、夫の同意が必要になります。

 

夫婦の共有の財産の場合には、財産分与の問題となります。

マンションに残ローンがある場合には、その支払いを妻がするのか、夫がするのかを決めなければなりません。ローン債権者である銀行などの金融機関との協議も必要となってきます。

 

不動産については離婚後に揉めないためにも、離婚時に細かい内容まで決めておく必要があります。それでも、夫がローンの支払いをするという合意をしたうえで、夫がローンの支払いしなくなるケースもありますので、なかなか悩ましい問題だといえます。

日々の雑感

ついに花粉症の時期が来てしまいました。

小学5年生のときに初めて花粉症であることを自覚して以来、毎年この時期は憂鬱になります。昔はなんとなくマスクをするのに抵抗がありました、いまは外出時だけでなく自宅でもマスクが手放せなくなっています(顔の半分を隠せるので休日の外出時は楽だという利点もあります)。

私の体感ではだいたい母の日ころには症状が治まるので、いまから母の日が待ち遠しいです。

(平成30年3月6日発行 文責:下田和宏)